いだてん

祭りの後の侘しさを感じつつ、一方で新たに時代が始まっていくような、新章の土台となる話でしたが、予告で全て持って行かれました。こうやってやりたい放題やってくれると楽しめます。

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ストックホルムオリンピック編が完結です。金栗四三を語る上では外せないエピソードのMissing Japaneseが印象的。下手したらスウェーデンの人たちの方が金栗四三を知っている可能性もあるかもしれません。

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私はハーフマラソンしか走ったことがないのですが、それでも走っている途中に「もう十分走ったからやめよう」なんていう自分の内なる声が聞こえてきます。気温が30度を超えるなんていう最悪の条件で戦った金栗四三に敬意を表します。

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今回は弥彦回。試合前、プレッシャーに飲み込まれている弥彦に「君が戦うのは他の選手じゃない、タイムだ」と言葉をかけた大森監督がカッコ良かったです。その後の楽しそうに走る弥彦も見ていて嬉しくなりました。

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今回はタイトルがもうアレですが、選手たちの心細さや苦悩が伝わってくる話でした。スウェーデンに来てからマラソンの世界記録保持者という点が取り上げられるようになり、金栗四三にも取材が押し寄せたようです。

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誰だ! シベリア超特急だなんて言ったのは!! 今回はほぼ全編シベリア鉄道での移動シーンでした。割とギャグ要員として描かれていた大森夫妻でしたが、今回は彼らの話もあり、すごい人だったことが分かります。

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今回は金栗四三の幼馴染が他の人と結婚しちゃったり、三島弥彦が家族から応援してもらえたシーンがあったりと、オリンピック参加を軸にそれぞれの人生でターニングポイントがありました。でも最後に可児くんがオチで持って行きましたね。

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いつの時代も金策は大切です。当時まだ誰もやったことのない、日本人初のオリンピック参加に向けた渡航費の捻出は、「オリンピック? なにそれおいしいの?」なんつってた当時からすると大変だったことでしょう。

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今回のサブタイトル候補は複数ありました。……と言っても、同名の小説なんですけどね。日本人初のオリンピック出場、後世からしたらとんでもない栄誉ですが、まだ誰もやってないことだしお金もかかるし……な価値観の当時からすると大きな決断よね。

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ストックホルムオリムピックの予選会、マラソンで1位ゴールを達成した金栗四三は、嘉納治五郎先生に抱きとめられました。幼い頃夢見たけど叶わなかった夢が、彼の努力によってついに叶いました。こういうのでいいんだよ、こういうので。