いだてん

最終回でも「志ん生の富久は絶品」を回収しにいくのは見事。金栗四三のマラソン最長記録のエピソードも入れてくれたので大満足です。主人公が生きたまま終わる大河もたまにはいいものですね。

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遠足前夜のようなワクワクした気持ちでいる最終回ひとつ前。いつもの大河なら「ああ、この後主人公は……」と最期の戦いに赴いて悲壮感がありますが、今回は「お祭り」に向かっていく感じでポジティブな盛り上がりになっています。

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まーちゃんは事務総長を辞任しましたが、まーちゃんちで裏組織委員会が開かれるようになりました。実質組織委員会ですねこれ。物語が終盤になったからか、前半のシーンがちょくちょく入っていて感慨深いです。

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占いを100%外すことで有名なマリーさん、田畑「せいじ」だと思って占った結果は散々でした。田畑「まさじ」を占ってこれだったら良かったものを……。まーちゃんはジャカルタ大会参加の責任を問われ、悔しさと共に事務総長を退きました。

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前回のハートフルなお話とうってかわって、政治的なゴタゴタの回でした。オリンピックを巡って政府が何かと口を出そうとしてくるのはまーちゃん視点だと辛いですね。川島さんの「ぼくが政府だ」はつよい。

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シマちゃんから年代を超えて五りんに繋がる物語はちゃんと大河してました。金栗四三との再会は涙腺にきますし、その後「志ん生の富久は絶品」とサイン本に書いてもらっているのもグッときます。

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2020の東京オリンピックで急激に方針転換があったりと、ドラマの中とリアルで2度波乱の展開が楽しめるいだてんです。1964の東京オリンピックは成功した姿しか知りませんでしたが、その裏で大変な苦労があったことが窺い知れます。

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物語の冒頭で平沢さんが東京オリンピック招致のスピーチをしていましたが、今回ついにそのエピソードまでやってきました。金栗四三の話で過去に飛んで、今回戻ってきたような感覚です。

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五りんの父親について、師匠の志ん生からその最期が伝えられました。「志ん生の富久は絶品」の言葉から生まれた回でした。

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五りんと金栗四三との関わり、五りんと志ん生との関わりがだんだんと見えてきました。どちらも五りんの父である小松くんが大きく関わっていたようです。