青天を衝けでも井伊直弼は「恐れ入り奉りまする」の持ちネタ披露
西郷どんから3年、大河ドラマの舞台は幕末となり、超重要人物の井伊直弼が登場しました。
西郷どんの時は西郷隆盛が何を言っても「恐れ入り奉りまする」と返す壊れたラジオのような井伊直弼でしたが、今回もまた「恐れ入り奉りまする」と何度も繰り返していました。
今回は忠義に厚く、部下の失態も庇う姿がポイント。
自分を見出してくれた家定の願いを叶えるために行動する姿は、見方を変えれば幕末の徳川の中でかなり忠義のある方なのかもしれません。
ハリスと結んだ日米修好通商条約も、部下が調印しちゃったのを聞いた後、慶喜に聞かれた際に「私も承知の上です」と庇っていましたし、根はいい人なのかも。
安政の大獄で大惨事が起きたのも、家定が今際の際に「あいつらを処分しろ」と言わずに静かに逝っていたらこのドラマの中では起きなかったのでは? とも思ってしまうくらい主君に忠実でした。井伊直弼を主人公にするのも人間味のある話になりそうです。……なんて思ったら大河の1回目「花の生涯」がまさに井伊直弼が主人公の話だったそうですね。
今回は栄一の結婚がメインのはずなのに、井伊直弼が出るとつい意識が向いちゃう……という回でした。
栄一の結婚はすごく綺麗な話だったのですが、この後栄一がすごいことになるなんて、このシーンから誰が想像できたでしょうか(ネタバレ) 今回の綺麗さとのギャップもこの先楽しめそうです。
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