西郷どん第5話「相撲じゃ!相撲じゃ!」 ガチ相撲で殿に勝って大ピンチ!?

2020年2月9日

はっけよーい……のこった!!

とどでございます。

近頃何かと話題に上る相撲ネタ回。

西郷さん……やっちゃいましたね。相撲に優勝した結果、なんと殿である島津斉彬と相撲を取ることに。

これはエキシビションマッチですから、普通に考えたら殿様に花を持たせるのが筋でしょうが、曲がった事が嫌いな西郷さんは勝ってしまいました。

斉興時代だったら待った無しの切腹コースでしたが、斉彬はどうするのでしょうか。

そして裏では糸の恋の揺れ動きも。親の決めた相手と結婚するか、自分の好きな人と結婚するか。

その迷いの最中に想い人である西郷さんが切腹させられちゃうかも!! なんてなったら大修羅場です。

御前相撲で赦免を乞う

前回、斉彬が藩主に就任し、お由羅騒動の沙汰が言い渡されると考えていた西郷さんたちでしたが、なんと由羅一派にはお咎めなし。

斉彬も斉興派の家臣を重用し、方針も3年は変えない、という大人の対応でした。信頼していた家臣たちが切腹に追い込まれて一番悔しいのは斉彬本人だったかと思いますが、それでも敵対勢力を飲み込む懐の広さは立派です。

ただ、由羅たちの処分をしないとなると、島流しとなった大久保正助(のちの利通)の父親が帰って来れないことに。

それはどげんかせんといかん、という訳で、御前相撲で優勝して斉彬の目に留まり、そこで赦免を直訴しようと西郷さんたちは決心しました。

赦免は罪を許すことです。許してもらえば島流しから帰って来れますからね。

体鍛えてるなぁ

西郷さん役の鈴木亮平さん、体づくりまで全力でしたね。

郷中の仲間に比べてかなりごついことになってました。役に全力投球する姿勢、すごくいいです。

相撲の稽古もつけていたそうですし、気合い入ってますね。

気合いが入っているといえば、ロケを行った場所も気合いが入っています。

NHKの西郷どんの特集ページ「見せもす! 舞台ウラ vol.5」を見ると、世界文化遺産登録されている仙巌園(せんがんえん)に土俵のセットを作ったそうな。

土俵を作ったのも地方巡業で実際に土俵を作っているプロが手掛けたようで、相撲中継をしているNHKにとっては全力投球したい場所だったようです。

糸の縁談も

史実では西郷さんの3番目の奥さんである岩山糸。

5話の時点では大久保正助の家に通い詰めています。正助は自分に気があるんじゃないか、なんて期待しちゃう訳ですが、糸自身は西郷さんに会いに来る口実として正助のところに通っているんですよね。切ない。

そんな糸のところにも、縁談の話がやってきました。当時の武士の世界では自由恋愛とは行きませんから、自分の気持ちを押し留めて嫁ぐか、それとも自分の気持ちを大事にするか、葛藤してしまいます。

そして下駄占いに運命を任せれば、うなぎを取っていた西郷さんにぶつかります。なんと。これが運命か。

糸の下駄が流されてしまったので、西郷さんがおんぶしてくれることに。西郷さん優しすぎ。

しかし、それを見ていたのが糸の縁談相手、海老原重勝でした。俺の縁談相手になにしとんねん、と西郷さんを睨みつけます。ぐぬぬ。

暇そうにしている斉興

定年後の趣味を考えていなくて、会社をやめた途端に暇になる人みたいな斉興。

実際60くらいでしょうから定年後の隠居生活、という表現が似合います。

将棋崩しをしながら暇を持て余していました。前回ロシアンルーレットをしていたことを考えると大分平和なシーンです。

お由羅騒動を起こした張本人はわんこを抱いて可愛がってましたし。斉彬派で粛清された家の人が見たらブチ切れそうな光景。

そんなふたりをも、斉彬は御前相撲に誘って行きます。懐が広いなぁ。

斉興たちは突っぱねますが、由羅の子である久光が斉彬に心酔しているのが見て取れました。藩主に据えようとした当の本人が、対抗馬を尊敬している不思議な構図なんですよね、お由羅騒動。

篤姫も登場

相撲大会では斉彬の娘たちも観戦していました。その中には篤姫の姿も。篤姫は斉彬の養子です。

一方、下鍛冶屋町の郷中代表、新八は食べ過ぎで腹を壊して厠の住人になっていました。

これでは出場が難しいため、急遽西郷さんが出ることに。行司は渋りましたが、斉彬様が西郷の名前を覚えていてくれたので、参加OKに。

西郷さんは順調に勝ち進み、決勝戦で糸の縁談相手、海老原と戦うことに。海老原は左足首を負傷しており、そこを攻めれば勝てそうな感じ。

でも西郷さん的にはそういう戦い方をしたくないんですよね。きっと。

どちらが勝つか賭けをしている斉彬様と篤姫でしたが、篤姫は「もしかしてわざと負けようとしてるのでは」と心配。

斉彬様は「西郷がわざと負けるようであれば……」と意味深なセリフでした。多分この後は「自分の意思を貫き通さないそれまでの男」となるんでしょう。

相手の左足を攻めずに勝利

優しい西郷さんは、相手の弱点を攻めて勝つのではなく、相手の有利な部分をさらに上回るように勝利を納めました。

みんなが納得する勝ち方です。勝てば良かろうなのだ!! と言わない堂々としたスタイルです。

それを見ていた斉彬様は、なんと自分が土俵に立ち、「わしと勝負だ」と西郷さんの前に立ちはだかります。

1話で「お前が強い男になったらまた会おう」と言っていたのが実現しましたね。西郷さんは相撲で実力を示しましたし。

このシーンは熱かったです。

でもそれはそれとして、政治的判断を求められる一戦でもあります。

みんなが見ている前で藩主に土をつけてしまったら斉彬様の面目丸つぶれ。今でいう名誉毀損でしょうか。

でもわざと負けたら負けたで、自分の意思を貫き通さない男、というレッテルを貼られてしまうでしょう。権力に負けて自分の意思を曲げちゃうのは西郷さんの生き方とは違うでしょうし。

結局、ガチ相撲をして殿を投げて勝利。自分を曲げませんでしたが……オワタ\(^o^)/

切腹することになるかも……と言ったところでイカ次回。

最後の相撲は中の人的にもガチの相撲だったらしいです。確かに斉彬様、開幕で首を攻めに行きましたからね。

どんどん! 吉之助どん」によれば、渡辺謙さんと鈴木亮平さんは、役作りのために今回の相撲のシーンまでほとんど会話しなかったらしく、見合って見合ってのところでやっと会えた!! って感じだったみたい。

今回、そういう細部までこだわってる感じがありますね。神は細部に宿るって言うし、これからもそういった作り込みに期待したいところ。

まとめ

やっと会えた!! って感じの回でした。

大人になってから、力を示して斉彬様に会うことができた西郷さん。

初っ端から相撲でぶつかって、殿のメンツを潰してしまったけど大丈夫でしょうか。

あと岩山糸との恋の行方も気になるところ。頑張れ糸! 正助は……どんまい!!

兄さぁ、姉さぁ、次でございもす。