西郷どん第12話「運の強き姫君」覚悟を決めた篤姫様イケメンすぎィ!!

2020年2月9日

西郷、一緒に逃げておくれ

とどでございます。

強運を引き寄せるギャンブラー篤姫。その強運で日本一の権力者に輿入れすることに。

といえば聞こえはいいものの、本当の任務は将軍家に嫁ぎ、次の将軍を指名することにありました。

将軍である徳川家定自身も子供を望めないほど体が弱いようで、自分の子供を抱くことが出来ないかもしれない……と聞かされても、薩摩のために、殿のために身を捧げる姿は、下手な武士より武士らしかったです。

あと、家定の母である本寿院が泉ピン子さんと聞いて戦々恐々としてましたが、子供を思いやるいいオカンでしたね。申し訳ございもはんっした!

前回のあらすじ

斉彬様の息子である虎寿丸が亡くなり、悲しみを押しとどめながら将軍の後継問題を進める斉彬様。その彼自身も倒れてしまいました。

斉彬様の暗殺かもしれない、と疑った西郷さんは殿の食事として出された魚を拝借し、福井藩の蘭方医である橋本左内に調べてもらうことに。

するとヒ素が検出され、斉彬様を狙った疑いが濃厚に。しかしこれを刺客が聞いていたらしく、襖を開けて襲いかかってきました。

西郷さんは刺客を取り逃がしてしまいましたが、斉彬の父、斉興を疑い、彼の屋敷へ。しかし証拠もなく、そして斉興自身も暗殺は企んでいなかったことが分かり、真相は分からずじまいでした。

一方その頃、井伊直弼の屋敷では、刺客がつけていたお面を持つ男が……。

今回はこんな話

今回のハイライトはこちら。

  • 正助どんのお父上が島流しを解かれて帰ってきました
  • 篤姫の輿入れの時期が決まらずに2年が経ちました
  • 幾島と西郷さん、輿入れを進める為に偉い人の懐柔工作
  • 宴会芸で信頼を勝ち取る西郷さん
  • 幾島、家定の母・本寿院と面会
  • 家定、御台所として篤姫を選ぶ
  • 半年後、篤姫の輿入れが決定
  • 斉彬様、家定に子供が望めないこと、本当の任務はヒー様を次の将軍に推薦することだと告げる
  • 安政の大地震で篤姫覚悟完了

今回も気になる所を中心に。

しょっぱなから泣かせにきました

お由羅騒動で処罰された人たちが許され、西郷さん家の隣に住んでる大久保正助の父・次右衛門も帰ってきました。髪の毛が薄くなっていたのが時間を感じさせます。

子供たちと再会して「大きくなったなぁ」と声をかけているのも、長い年月が経ったことを物語っています。前はちっちゃかったもんなぁ……。

西郷さんの父・吉兵衛も彼の帰還を楽しみに待っていましたが、その願いは叶いませんでした。

ここで相撲のシーンを挟むのがニクいですね。小さい頃からやっていた相撲だったから、次右衛門が帰ってきてまた相撲を取るのを楽しみにしていた、なんて話からの回想シーン。

西郷さんの母・満佐さんが次右衛門を応援して「なんでそっちを応援するんじゃあ」と吉兵衛が投げ飛ばされる。このシーン、あったなぁ。

ここからオープニングに入るのも目頭に来ます。最近オープニングテーマを聞くだけで泣きそうになりもす。

懐柔工作シーン

篤姫が江戸に来てから2年も経ったそうです。そりゃ篤姫もバッチリ江戸の言葉になりますよね。

輿入れが決まらない篤姫を案じ、篤姫の教育係の幾島と西郷さんは大奥へのパイプを作ることに。斉彬様が「金も人も好きなだけ使え!」と大盤振る舞いしたのも素敵。こんなこと言われてみたいわ。

様々な立場の人たちが集う磯田屋(いつもの店)にふたりで向かいました。西郷さんは名前を覚えられてるのがシュール。

ヒー様に会いに来たり、橋本左内に会いに来たりと、なんだかんだ入り浸ってますし、いいお客さんですね。前回の騒ぎがあっても出禁にならないし。

幾島はお店の女の子たちを懐柔して、お客さんの情報をガンガン聞き出していきました。こういうことできるから幾島は強いです。息するように情報を仕入れる猛者です。

西郷さんも負けじと接待で「唐芋! 指宿! 桜島!」と踊って幕府の偉い人の心を動かします。あの踊り、鈴木さんが自分で考えたそうですね。

こういう政治的な駆け引きまでしっかりとやってくれるのは嬉しいです。いろんな思惑が絡み合っていると面白いですし。

本寿院は悪役寄りだと思ってました

申し訳ございもはん!

いやもう雰囲気だけでヒヤヒヤしてましたが、本寿院さま、子供を心配するただのいいオカンでした。

幾島の話も突っぱねることなく、ちゃんと聞いてくれましたし。若干過保護感もあるけど、いくつになっても子供は子供、という感じかしら。

大奥というと、キングダムの後宮勢力が思い出されてビビってしまうんです。実は本寿院様が実権を握っていたりとか……ねぇ? キングダムに毒されてるなぁ。

こちらのあたりがスムーズに運んだのは良かったんですが、袖の下が横行しているあたり、江戸幕府の腐敗を感じますね。幾島が大奥に潜入するために袖の下を渡していましたし。

この腐敗を取り去って強い国を作るという斉彬様の思想があるとはいえ、それを実現するために腐敗に乗っかって事を進めていくジレンマ。

為政者は清濁併せ吞むことが出来ないといけないのでしょう。西郷さんはこの辺りまだ苦手そうな感じです。

篤姫の本音

幾島の説得で「体が丈夫で運が強い」という言葉が功を奏し、無事篤姫が御台所として決定しました。

そこで斉彬様は篤姫に家定の話をすることに。西郷さんが心配していた、家定に子供が出来ないことを告げ、本当の目的は次の将軍にヒー様を指名するために家定を説得することだとも伝えました。

戸惑いながらも、それを受け入れた篤姫は流石です。斉彬様がお茶を淹れている姿もあいまって素敵なシーンでした。蘭学を学んだとはいえ、日本の伝統的な作法なども習得している辺り、斉彬様は素晴らしい方です。

輿入れが決まり、覚悟を決めた篤姫。

そんな折、安政の大地震が起き、屋敷は大パニックに。西郷さんの部屋では有村俊斎が「桜島の噴火か!?」と言っているのが薩摩感あって良かったです。

西郷さんは部屋を飛び出して、殿の無事を確認するとすぐさま篤姫の部屋へ。倒れてくる柱から篤姫を守ります。

もうね、このシーンが良いんですよ。怪我をしながらも自分を守ってくれる薩摩隼人。篤姫が西郷さんにときめいてもそれは自然の摂理です。

斉彬様の前では殿の娘として振舞っても、西郷さんにだけは本心を打ち明けるんです。

「このまま私を連れて、逃げておくれ」って。西郷さんも葛藤しながら、「どこまでもおともしもす」なんて返す訳です。

「その言葉が聞きたかった」と満足気に覚悟を決める篤姫が素敵でした。「公方様に輿入れするこの体を守ったこと、大儀であった」と御台所として振る舞うのがイケメン。

殿を見捨てた訳ではない

斉彬様の無事を確認して篤姫のところに駆け出した西郷さんでしたが、これは殿を見捨てた訳じゃないんです。

前回、殿に対して毒を盛った犯人を探した西郷さんは、「そんなことをするためにお前を召上げたのではない!」と斉彬様に一喝されました。

「自分の命よりも民を優先する。お前もそうだと思っている」と言われた西郷さんは、殿だけを守ろうとするんじゃなくて、殿の成し遂げようとすることを守るようになったんです。きっと。

その結果が、ヒー様を将軍にするための大きな戦略的手段となる、篤姫の救助です。殿の無事が確認できれば、次は殿の作戦が遂行できるようにする。そうすれば民のために国を強くすることができる。この行動原理に基づいて篤姫の救助に向かったんです。

……とはいえ、今回の西郷さんを見る限り、篤姫の境遇を気の毒に思って、個人的に同情しているのも大きいですかね。「一緒に逃げよう」とまで言っていますし。

お姫様とナイトの許されない立場でのロマンス的な感じでした。

来週は本編おやすみ

ついに輿入れが……といったところでなんと特番を挟むらしい。

主役の鈴木亮平さんと渡辺謙さんの裏舞台の特番だそうで。相撲の時にガチで勝ちに行った斉彬様の話などを特集するそうな。

このふたり、全力で役に入ってる感じがすごく好き。

渡辺謙さんは言わずもがなですが、鈴木さんも役柄に合わせて体重を劇的に増減させるストイックな役者。

変態仮面で15kgの増量をしたと思えば、天皇の料理番で体重を50kg台まで落とし、俺物語で85kgまで増量する驚異の肉体改造。「鈴木亮平 天皇の料理番」で検索するとガリガリの彼の写真を見ることができますが、そのまま倒れそうなレベルでやせ細っているので必見。

西郷さん、後半は100kg超えてたらしいですがそこも再現するんですかねぇ……?

と、ガチで役に入るふたりを追った特番があるのでそれも楽しみにしてます。

まとめ

今回は篤姫周りのエピソードが中心でした。地震で不安になり、本音をさらけ出した時の表情と、覚悟を決めてキリッとした表情のギャップがまた良かったです。イケメン。

義理とはいえ斉彬様と篤姫の親子がかっこよすぎ。

篤姫の教育係である幾島の態度が軟化してきたのが良かったです。「もすもすうるさい!」って言ってたのが自分で「もす」と言ってましたし。