麒麟がくる第二十一回感想「決戦!桶狭間」ワイヤーアクションでトドメ!

麒麟がくる

とどでございます。

コロナの影響で今回の放送でいったん停止となりましたが、戦国時代の目玉イベント、桶狭間の回でした。教科書で桶狭間の話を習うからあまり凄さを感じませんが、今川は周辺の武将にとっては絶対の強者だったので、それだけ強い相手を討ち取ったというのはまさにサプライズでした。

ランチェスターの法則によれば、使っている武器が同じなら、兵力で勝敗が決まります。だから今回信長は兵力差にこだわっていました。策でどうにかできるにしても2倍が限界でしょうから、今川の兵力が削りに削れて信長の倍くらいになったところでGoサインが出たんですね。

「これは信長と義元の一騎討ちか!?」

とちょっと期待していましたが、最後は史実に基づいて毛利新助が今川を討ち取りました。演じているのが今井翼さんだからか、ジャニーズ的なワイヤーアクションみを感じました。

家康はいきなりは裏切らず

下手すれば親戚同士で戦うことになる家康でしたが、いきなり裏切ることはせず織田の砦を攻めました。大高城でも今川の手の者が目を光らせていましたから、いきなりは無理ですよね。

砦を2つ落として城に帰還した家康でしたが、今川の手下に「じゃあ次はこっちヨロ」って無茶振りされました。これには家康も苦笑い。

残業上等な仕事量の合間に5分だけ……と休憩していると「暇そうだね。もうちょっと仕事ふってあげようか」と仕事を押し付けてくれた挙句、「じゃあ俺コンビニ行ってくるから」と消えていった上司を思い出します。

しかも今川義元は出発前に「三河守」を名乗り始めたというバッドニュースまでお知らせしてくれました。いずれ今川は討たねばならぬ、と思っていた家康の決意を後押しする情報ですね。

流石に「腹が減っては戦はできぬ」状態だった家康たちはご飯を食べていましたが、「お前ら何やってんだよ! さっさと行けよ!」とせっつかれたのには苛立ちを隠せず、床ドンで抗議の意思を示しました。

今川のために2つの砦を落としたとはいえ、不穏な空気を出している軍勢が後ろにいるというのは今川にとって嫌な状態なので、間接的に信長をサポートしていた……かも。

隠し子がおった

「帰蝶、合わせたい者がいる」

と言っていたのは光秀のことかと思いきや、何と信長の隠し子でした。

帰蝶様は「え……?」という顔をしていましたが、怒っているというよりも、隠し事なく全て伝えようとする信長が帰ってこないような嫌な予感があったのかもしれません。

こっち(視聴者)は結果を知っているからいいですけど、「あとは頼む」なんて言われたらマジでもう帰ってこないかもと思っちゃいますよね。

しかも兵力差がとんでもなく大きい相手に戦いを挑んでいるのですから、覚悟を決めるのもやむなし。

佐久間信盛といえば

今回は信長のそばに佐久間信盛が控えていましたが、名前を見るだけであれを思い出します。

そう、佐久間折檻状です。

ググればすぐ出てくるので詳細はここでは書きませんが、信長からお叱りの手紙をもらったことで有名ですね。

意味深な顔で信長の隣にいるだけで何だか笑いそうになりました。

一緒にピンチをしのいだ仲間が、後年折檻状を受け取るまでになってしまうのは悲しいですが、ドラマの中でどんな感じに描かれるのか非常に興味があります。

戦いは数だよ兄貴!

今回は兵力差が注目ポイントでした。公称では2万を超える今川の軍勢に対し、信長の軍勢は3000。まともにぶつかったら勝ち目はありません。

今川本陣の兵を削ることが目標でしたが、今川が援軍を送ったり、素行が悪い部隊に対して懲罰部隊を送ったり、いやそもそも2万とか見栄はってるだけでそんなにいなくね? みたいな話も出てきて最終的に今川本陣を守る兵力は6000まで減ったと目されました。

そこにゲリラ豪雨まで重なって、今川の進軍が桶狭間で止められたことで信長にチャンスがやってきました。

雨の中の行軍は通常時の何倍もの体力を使いますから(キングダムで読んだニワカ知識)、短期決戦として電撃的に今川を討ち取ってしまおうとするのが信長の作戦でした。

「桶狭間の戦い」というと信長の奇襲作戦が目立ちますが、そこまでの組み立てが良いですね。各砦への援軍を送らせて兵力を削ったり、大群が布陣しづらい山間部を狙ったり。

懲罰部隊を送るきっかけとなった追剥行為も、実は今川の鎧を着た織田の軍勢がやっていたのでは? と思いたくなるようなイベントでした。

必殺のワイヤーアクション

奇襲作戦が功を奏し、今川義元を取り囲む舞台は混乱しました。義元もヒーヒー言いながら逃げましたが、そこへ翼くんがジャニーズ属性を活かしてワイヤーアクションっぽく今川義元にトドメをさしました。

足をやられた状態であの勢いを交わすのは無理ですね。なむ。

信長の作戦勝ちでした。2倍の戦力差をひっくり返して勝つとか冷静に考えてやっぱおかしいわ(褒め言葉)

そもそも2万の軍勢で攻めてきた、なんて聞いたら戦意喪失しそうなものですが、最後まで粘って作戦勝ちというのはロマンがあります。

光秀の水は飲む

桶狭間した後の信長は、尾張に変える途中で光秀と会いました。

待ち構えていた光秀に対して「水を所望する」と伝え、差し出された水を一気飲み。

弟に渡された水は「お前が飲め」と言っていましたが、光秀の水は何も言わずに飲んでくれました。色々とアドバイスをくれる光秀が命を狙うなんて考えないかもしれませんが、それにしてもこの差よ。弟哀れ。

この頃は光秀が本能寺するなんて夢幻のごとくですから、この信頼関係があとでどのようになるかが楽しみです。

個人的には麒麟の光秀は好きなので、単純な裏切りではなく猿の策略であって欲しいところです。まぁ猿は猿で最終的に塩漬けにされてしまうので可哀想ではありますけどね(真田丸感)

まとめ

桶狭間という区切りのポイントで麒麟の放送がいったん中止となりました。戦国時代の重要イベントまでやってくれたのはとても良かったです。

このあとは足利将軍家のゴタゴタとか、信長が美濃を平定したりとか、色々と動きがあるので再開が楽しみです。