麒麟がくる第三十回感想「朝倉義景を討て」お駒さんが少女漫画してる
とどでございます。
お駒さんが公方様と少女漫画してる……。東庵先生はまさかの帝と碁を打ってましたし、何者なんですかねこの人たち。
信長は帝と面会して「めっちゃ褒めてもらった!」と光秀に自慢していました。めっちゃ嬉しそう。
今回タイトルになった朝倉義景は摂津と繋がっていたり、朝倉義景の子供に毒を盛ったのが三淵だったたりと、まさかの展開もあった回でした。
お駒さんの少女漫画展開
公方様が作ろうとしている貧しい人のための医療施設のためにお金を献上したお駒さん。公方様は「一緒に蛍を観に行かないか」とデートのお誘いをしました。
二人で蛍を見ているシーンは幻想的な雰囲気で、まるで少女漫画に出てきそうな展開でした。
後半の方では蚊帳の中で手を繋いでいましたし、公方様とのラブラブ感が出ていてびっくり。公方様からは矢印出てそうですが、お駒さんからはどうなんでしょうかね。
光秀、秀吉、家康、足利義昭と、戦国時代の有名どころとお近づきになるお駒さんは魔性の女。実はこの辺りの誰かの側室だったりするんですかね?
さらっとスルーしましたが1000貫を稼いだのも驚異的。現代の貨幣価値にして約1億5000万円ですからね。ビジネスウーマンと化したお駒さん。実は麒麟の化身とかだったりするのでしょうか。
帰蝶さまお久しぶりです
久しぶりに帰蝶さまが登場。上洛前に光秀が美濃に来たタイミングでは会えなかったので会えてよかったです。
奇妙丸も大きくなってしっかりとした感じになっていました。演じているのがテセウスでみきおを演じていた柴崎楓雅さんだったのでそっちが気になって話をあまり聞いていませんでしたが、奇妙丸もいい方向に成長したようでよかったです。なお、大人みきお役の安藤さんも柴田勝家として麒麟がくるに出演している模様。スタッフは狙ったのかな?
帰蝶さまは斎藤龍興の動向を探っていたら朝倉と繋がっていたことを察知したようで、上洛している間に美濃を掠め取られる可能性があるから「朝倉をお討ちなされ」と信長にそっとささやいたようです。考えが武将ですね。
信長の立場からしても何かと目の敵にしてくる朝倉はなんとかしたいところでしょうし、帰蝶さまの意見には同意して、あとは大義名分だけ、といった感じでしょうかね。この辺りについは帝に意見を聞いてみたいと信長は言っていましたが、作中でも触れられていたように信長の身分(官位)だと直接謁見できる立場にありませんでした。
しかし、御所の塀を直すためにお金を寄進しましたし、なんなら信長の父の信秀も御所の塀を直すお金を寄進していたためか、覚えもめでたく謁見できることに。東庵先生が「お会いなされ」とアドバイスしたのも後押しした感じでしょうか。お駒さんも東庵先生も麒麟そのものだったのでは……?(邪推)
光秀の家族と再会
光秀は久しぶりに家族と再会しました。京に行ってからは会ってませんでしたからこちらも嬉しい再会です。
煕子さんは「京に呼んで」とお願いし、光秀も「来てくれるか」と頼んでいる姿が良かったです。もらったのは曰く付きの土地でしたが、将軍は「家族も呼んで」とくれた土地ですから、京で一緒にいられるのが一番です。
めっちゃ褒めてくれた!
今回の放送で感慨深かったのが帝と会ったあとの信長さま。めっちゃテンション高かったですね。
前回の放送で「この世で一番偉いのはお天道様、次に帝」と父から教わっていたエピソードを話してくれた信長。その帝と直接会うことができて、しかも褒めてもらえるのはどんなに嬉しかったことか。しかも帝の前のすだれ(?)がちょっと開いて同じ空間にいる感じが出ているのがまたよろし。
「当代きっての武将」だなんて褒められちゃいました。褒められたいがために家康の父の首をとってきた信長でしたが、ここまで褒めてもらえるなんて夢にも思わなかったでしょうね(笑)
その帝からは「朝倉との戦いは畿内の平和のために必要なことならやむなし」と大義名分をもらいました。
摂津-朝倉ライン
まさかの繋がり。摂津と朝倉は繋がっていました。信長嫌い同盟。
朝倉も信長が攻めてくるのを聞いて立ち上がるようです。前に朝倉、後ろに摂津がいる状況は信長にとって嫌な配置ですね。
帝の勅命として畿内平定のための戦をする信長でしたが、幕府に協力を要請するも三淵どのや摂津は乗り気でない様子。将軍である足利義昭も「朝倉とは戦いとうない」といった感じなので信長はちょっとピンチですね。
ここで朝倉義景の嫡男である阿君丸(くまきみまる)に毒を盛った犯人がみ・つ・ぶ・ち様だったことが分かりました。摂津の突然のカミングアウトに、三淵どのも「このタイミングで言わんでも」と思ったのでは?
理想だけを掲げて動くのではなく、目的のためにはこういう汚いこともやる強さも持っているんですねこの方。三淵どのも朝倉討伐には協力しない姿勢で「健闘を祈るとしか言えない」と光秀に言い残して去って行きました。
信長のおかげで将軍擁立を成し遂げましたが、確かに幕府は京も守らなければなりませんからね。……なんて言ってはみたものの、帝の御所の壁が崩れているのに目を向けない幕府は、本来の目的を忘れて幕府のための幕府になっているような感じでしょうかね。
次回の予告で「麒麟がくる」が
次回予告では信長がピンチになっている雰囲気でした。死力を尽くした戦いになるのかも?
「大きな国ができれば平穏が訪れ、麒麟がくる」との光秀のセリフがあったのが熱いですね。作品名を作中で言うのめっちゃ好きです。
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