いだてん31話感想「トップ・オブ・ザ・ワールド」ドラマのようなメダル数
とどでございます。
前回に引き続きロサンゼルスオリンピック。
戦いに向かう前畑秀子の後ろ姿で前回の放送が終わったので気になる引きでした。
私たちの戦いはこれからだ! 完!
みたいな感じだったので、この一週間気になって眠れませんでしたよ(大嘘)
今回は久々にあの人が泳いだみたいです。
今回のサブタイトル
今回のサブタイトルは『トップ・オブ・ザ・ワールド』。カーペンターズの名曲です。小学校の担任の先生がこの曲を好きで、音楽の時間にめっちゃ歌っていた記憶があります。
「ぽわーん、ぽわーん」という感じのイントロを聞いただけでなんの曲か分かります。こういうイントロクイズみたいなのが滅法弱い私でも印象に残っています。
物語との関連でいうと、ロサンゼルスオリンピックでメダルを争うトップの戦いみたいな感じでしょうか。
でも曲の歌詞は「あなたがいれば私は天にいるような気持ちよ。あなたがいれば、私は全てを手に入れたような気持ちになれるの(意訳)」といった感じのラブソング。全然争ってないな?
四三さんが登場
オリンピックの実感放送が流れる中、四三さんは庄屋の旦那としてお仕事……をしているふりして押し花をしていました。そろばんは音だけ出しているようです。授業中の小学生かな?
そんな四三さんは「オリンピックの放送をやってるよ」と聞くや否や、ラジオにかじりつきました。
結果を聞いて、自分の戦いを思い出しながらウンウン頷いているのは涙腺にきます。
ロサンゼルスオリンピックが終わった後にまた走り出すのがいいですね。いい刺激をもらったようです。
最後の走り出すシーン、スヤさんのお腹が大きくなってましたね。なんの説明もなく映像だけで表現しているのがまたいい感じ。
前畑ガンバレ!
でおなじみの前畑さん。期待を一身に背負って平泳ぎに挑みました。
お守りを飲み込んじゃうくらいプレッシャーがかかっていた彼女でしたが、見事銀メダルを獲得しました。
試合もデッドヒートで、選手がお互いにしのぎを削りながら1秒でも早くゴールを目指す姿が見事。日本人街で肩身の狭い思いをしていたあの女の子も必死で応援してくれているのがいいですね。
人見絹枝さんに続いて水泳でも女子がメダルを獲得してくれました。「入賞できるだけありがたい」なんて言ってましたが、大健闘でした。
あ、「前畑ガンバレ!」は次回のオリンピックの話なのでネタバレしちゃいました。すみません。
背泳ぎトリプルフィニッシュ
これ流石に盛ってるでしょNHK……って思いましたが、オリンピックの公式記録を見てもガチでしたね。
表彰台独占とか、まさかの結果すぎてビビります。
2位に入った入江稔夫選手、現代の背泳ぎの選手である入江陵介選手と何か関係あるのかな……? と思ったけど、特に親戚とかではないみたい。
二人とも大阪出身で、大阪だと入江さんが多いみたいですね。
入江陵介選手にはぜひ東京オリンピックでメダルを獲得した姿を見せて欲しいなぁ(願望)
男子平泳ぎはワンツー
鶴さん強すぎませんかねぇ……。
期待されている若手の小池の練習相手として呼ばれた鶴田義行。彼はアムステルダムオリンピックで金メダルを取った超スゴイ級の選手でした。
「前回で有終の美を飾っておけばよかった」
と言っていたあたりに薩摩隼人の死生観が出ているような気がしなくもないですが、このロサンゼルスオリンピックでは見事に金メダルを取りました。
続いて小池が2位でゴールして銀メダル。日本勢でワンツーフィニッシュを決めました。なにこれスゴイ。
29歳でピークを過ぎているなんて言われながら1位を取るのはドリームすぎます。
まーちゃん泳いどる!
中学生の頃、肺を患って泳ぐことをやめたカッパ……改めまーちゃん。
そのまーちゃんがエキシビションでまさかの出場。しかも日本泳法て。
これ強さの秘密を知りたくてやってきた外国の方々は「は? 意味わかんないんだけど」とキレそう。
でも物語の中だと「ブラボー!」って感じで好意的に受け入れてくれてましたね。水と友達になるのが強さの秘訣だ、というのが伝わった感じでしょうか。
最終的に観客も飛び込んできてみんなではしゃいでました。
東京市長「金がいいですぅ」
何で銀なんだ、金を取って欲しかった、と前畑秀子を責める東京市長。
まーちゃんも「金を取れ!」と言っていましたが、大会前に選手を鼓舞するために言うのと、結果に対して「なぜ金ではないのだ」と言うのでは意味合いが違います。
これ、まーちゃんブチギレ案件ですね。来週はまーちゃんの叫びから始まりそう。
自分で書いといてアレですが、果たしてこのページを見ている人のうち何人がこのタイトルのネタを覚えているのでしょうか。
まとめ
ロサンゼルスオリンピックの結果はこれまで知りませんでしたが、それだけに水泳でのメダルラッシュは驚異的です。
オリンピックのあとは東京オリンピックの招致に向けた戦いが始まるようです。
次回のサブタイトルは『独裁者』。チャップリンの映画ですね。アメリカで公開されたのが1940年でした。架空の国が舞台となっていますが、チャップリンの扮装が完全にちょび髭のあの人です。
風刺を入れつつ、コメディタッチで描かれた映画です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません