いだてん30話感想「黄金狂時代」腹……波乱のロサンゼルスオリンピック
とどでございます。
ロサンゼルスオリンピックが開幕しました。
1932年の大会、1984年の大会、2028年の大会と、未来まで合わせれば3回もオリンピックが開催される都市、ロサンゼルス。
今回のエピソードでは水泳にスポットライトが当たりました。
前回の選手選考会から、今回の本戦へと、水泳チームの奮闘が描かれましたが……アントワープとアムステルダムで超高速オリンピックをしたのが嘘のように来週まで続きます。
今回のサブタイトル
今回のサブタイトルは『黄金狂時代』。チャールズ・チャップリンの映画です。1925年制作だから……ロサンゼルスオリンピックの7年前ですね。
当時の日本人選手団もチャップリンの映画を見に行ったのかしら?
……って思ったけど、冷静に考えて7年前の映画を上映している映画館とかなさそうですね。
全然関係ないですが、チャップリンの映画一覧を見ていて思ったのが、『ライムライト』って喫茶店とかバーの名前でよく使われてますよね。「来夢来人」みたいな名前で。
あれって何かの流行があったんですかね?
流石の宮崎
選考会で高石勝男を破った宮崎康二が自由形でやってくれました。まさかの100mで金メダル。
ちょっと強すぎませんかね?
彼、15歳ですよ。強くてニューゲームかな?
そのあとリレーでも結果を残すあたり乗りに乗ってます。
実感放送
物語的には現地でデッドヒートを繰り広げていますが、それを日本に伝えるのは実感放送。
スタジオで水音を鳴らしながらクロールしているのがシュールでした。
これメダルを取った選手はいいけど、期待された結果を出せなかった選手はきついですね。
「もういい……! 大横田……! 休め……!」ざわ……ざわ……
みたいな雰囲気ですね。
大横田選手は、熱は出てるわ、痛んだメロンを食べちゃうわ、牛鍋で腹壊すわで踏んだり蹴ったりです。牛鍋は店に怒ったらいいんじゃないかな。
それでも銅を確保するのが強すぎ。体調不良がなかったら金取れてただろうから、悔しさも人一倍でしょうね。
腹痛多すぎィ!
大横田さんは牛鍋で、前畑さんはまさかのお守りで腹痛。
お守りを食べるとか、現代からすると想像がつきませんが、当時の流行りでそういうのがあったのでしょうか。
辞書で覚えたページを食べる、みたいな勉強法は聞いたことがありますが、ご利益を離さないためにお守りを食べちゃうってのは……(絶句)
上から出したほうがいいのか、下から出したほうがいいのか、これもう分かんないですね。子供の誤飲でもお守りを飲んじゃうなんてないでしょうし。
人見さんの写真を持ってきていたことを考えると、自分の頑張りに加えて、何か縋れるものが欲しかったのかしら。
飲み込んだのが縁結びのお守りだったってのもオチがついてました。
それでも試合には堂々と向かっていったので大丈夫そうですね。肝心のレースは次回に持ち越しなのがもどかしいところ。
前畑ガンバレ! の日
8月11日は前畑ガンバレ! が響いた日だそうで。
ロサンゼルスオリンピックの次のオリンピックであるベルリンオリンピックで前畑秀子が泳いだときに河西アナウンサーが36回ガンバレと言ったのが記録に残っているとかなんとか。
今回の放送ではロサンゼルスオリンピック編で、しかも前畑さんは泳がないという仕打ち。
そこまで合わせるのは無理かもだけど、ちょっと期待したりも。
リレーの選考
前回、かっちゃんを出そうとしていたカクさん。
今回はリレーで大横田の代わりにかっちゃんを出場させようとしたまーちゃんを押し留め、「かっちゃんは出さない」と冷静に対処しました。
これ、前回と逆の立場になっているのが面白いですね。
一度方針を決めたら貫き通すカクさんがまた素敵でした。これでかっちゃんを出していたら、前回の葛藤はなんだったの、まーちゃんの理想はなんだったの、なんて話になりますからね。
結果として大健闘なリレーだったので、カクさんの冷静さが勝利を導いたようです。こういうときに冷静に動ける参謀がいるのがいいチームですね。
オリンピックは9都市で対抗
1940年のオリンピック開催に向けて動いている嘉納先生。
しかし、まさかの9都市で開催地を争うことに。
当時の各国の思惑としては、オリンピックを開催できるぜ! と国力を見せつけるチャンスって感じなんですかね。
平和の祭典とは一体……うごごご。
ナチとファシズムがいるのが怖すぎてもう。
まとめ
アントワープやアムステルダムでの超高速感が嘘のように2週続けてロサンゼルスオリンピックです。
水泳がアツいのでしょうがないね。
来週は前畑さんの戦いなので注目したいところ。
次回のサブタイトルは『トップ・オブ・ザ・ワールド』。カーペンターズの名曲です。小学校の担任の先生がこの曲を好きで、音楽の時間にめっちゃ歌っていた記憶があります。
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